第8回目となる「児童虐待防止フォーラム in くわな」に参加しました。
このフォーラムは、毎年11月の「児童虐待防止推進月間」に、チャイルドファーストくわな(CFK)と桑名市の主催で開催されています。
私が、この活動に参加させていただくようになり、今年で4回目。少し過去の活動を振り返ってみたいと思います。
2020年はコロナ禍ということもありフォーラムは中止。代わりに、関係者で児童虐待防止リレーメッセージを制作。CFKのメンバーや子どもたちを支援する団体のみなさんによる児童虐待防止の呼びかけ動画を繋ぎ一本の動画を制作しました。
私自身、この活動に参加し始めたばかりということもあり、地域の子どもたちを応援する沢山の人たちがいることを知り、胸が熱くなりました。この動画は、桑名駅前のドット・ア・ビジョンでも流されました。
2021年も、まだコロナ禍ということもあり、講演は断念。代わりに、映画の上映会の開催になりました。イオンシネマ桑名で上映した『こども食堂にて』には沢山の観覧者が訪れました。
映画の中身については、私自身もこども食堂の活動に携わっていることもあり、子どもへの向き合い方など、考えさせられることの多い内容でした。
2022年は、児童精神科医の新井康洋先生をお迎えして「傷つけられた子どもの心のケア」をテーマに講演をいただきました。性被害にあわれた子どもの心理状態やその診療についてのお話など、普段は聞けないような専門的なお話は大変勉強になりました。
そして、今年、2023年は、いなべ総合病院 産婦人科医の川村真奈美先生の講演でした。テーマは、「望まない妊娠と児童虐待」。望まない妊娠を原因に、離婚、ひとり親、児童虐待に繋がるケースも多いことから、正しい性教育の必要性について、お話をいただきました。
そして、先生が強調されていたのが、暴力=支配=人権侵害のお話。戦争も性暴力も虐待も根本は同じなんですよね。大変、学びの多いお話でした。
冒頭でも書きましたが、11月は「児童虐待防止推進月間」です。
今回、チャイルドファーストくわなさんの取り組みを紹介させていただきましたが、各市町で、様々な啓蒙活動がされています。ぜひ、様々なイベントに足を運んでみてください。きっと、子育てや子どもへの向き合い方など、新しい発見が沢山あると思います。
・太陽の家